■データの出所

株式会社サイバー・バズ、株式会社デジタルインファクトによる調査(2020年10月発表) ※Statista経由で取得

■データの概要

この数字は日本国内におけるSNSを使用したマーケティング、すなわちソーシャルメディアマーケティングに関する市場規模予測です。2020年10月発表と少し時間が経過しているのですが、参考になるデータとしてご紹介させて頂きます。社会生活においてSNSの利用が当たり前の時代です。下のグラフにあるように、今後もさらに市場規模が拡大すると予測されています。

■データの視点

6,714億円という数値は非常に大きな数値です。中身はSNS広告が大半を占めているのではと思われますが、それ以外のマーケティング活動費も一部含まれているのではないでしょうか。電通発表の日本のインターネット広告費用(2021年)は2兆7,052億円ですので相対的に6,714億円の数値的な大きさを理解できます。出所によりますと2024年には1兆円を突破しそうです。SNSの利用がかなり浸透していますので、かなりリアリティのある数字かもしれません。一方で、サードパーティクッキー廃止による影響で、SNSを含むインターネット広告の効果が薄まることが想定されます。となると、必然的に市場規模拡大にも影響がでてくるかもしれません。そのあたりが今後の注視ポイントではないかと考えられます。

出所:株式会社サイバー・バズ、株式会社デジタルインファクトによる調査(2020年10月発表) ※Statista経由で取得